2025年10月11日より木之庄企畫では、グループ展「異郷の旅路」を開催致します。
見知らぬ土地を歩くとき、私たちは風景だけでなく、自分自身の内側にも旅をしています。本展覧会「異郷の旅路」では、異なる背景をもつ4人のアーティストが、それぞれの“旅”を通して見つめた世界を描き出します。
異郷で感じた戸惑い、発見、そして静かな共感を通じて、鑑賞者にもまた“旅”を促します。日常から一歩離れ、他者の眼差しを借りて新しい景色を見つける事ができるような本展を、この機会に是非御来廊下さい。
グループ展「異郷の旅路」
出展作家
KAKA・金澤シュウ・げこる・芹澤美咲
2025年10月11日(土)~10月24日(金)
営業時間 12:00~18:00
休廊日 日曜日、月曜日
「異郷の旅路」 Online store
KAKA
1995 年生まれ
2021 年女子美術大学大学院美術研究科
美術専攻博士前期課程 修了
【グループ展】
2021 年 「JOSHIBI at METRO」展(メトロ銀座ギャラリー、東京)
2023 年 「A-R-T in the Brain Hole Group Exhibition」展(333 ギャラリー、台湾)
2023 年 「T&ARTCON 潮流与艺术博览会」 (中国船舶馆、上海)
2023 年 「A-R-T in the Brain Hole 2023 Group Exhibition」展(TX 淮海、上海)
2024 年 「There are」 (Empathy Gallery、東京)
2025 年 「ブレイク前夜展 GINZA Art Prelude」Artglorieux GALLERY、東京)
2025 年 「ブレイク前夜展」 (Empathy Gallery、原宿)
【作品紹介】
茸鳥シリーズ作品は、楠木の温もりと岩絵具の質感が融合し、幻想的な造形を生み出している。茸の頭部に鳥の意匠を重ねたデザインは、進化の曖昧さや生物の変容を象徴し、童話的な遊び心と哲学的な奥行きを兼ね備える。奈良時代後期から平安時代前期の「一木造」 技法を用い、茸鳥ユニークな個性を作品に捉え、使用木材の違いにより作品ごとに独特の質感と香りを持たせている。
金澤シュウ Syu Kanesawa
略歴
2013年 東京造形大学デザイン学科インダストリアルデザイン専攻中退
2017年 茨城県立笠間陶芸大学校研究科卒業
展示歴
2024年
個展「その地球は何色か」(銀座蔦屋書店, 東京)
「『かわいい』だけじゃない!」(Park Hotel Tokyo, 東京)
2023年
「TEXTURES」(TOKYO PARK Gallery in London, ロンドン)
2024年
「ブレイク前夜展 in Empathy Gallery Part.2」(Empathy Gallery, 東京)
「Innocence」(Contemporary Tokyo, 東京)
2022年
「ART TAIPEI」(台北世界貿易中心, 台湾)
「二次元派展」(代官山ヒルサイドフォーラム、N&A Art SITE, 東京)など
ステートメント
「コンタクター」という架空の生命体を陶芸の素材を用いて発表。現在はコンタクターを題材とした絵画制作にも取り組み、表現の幅を広げている。
ネットが普及しSNSが盛んな現在でも尚、人間同士は簡単に通じ合うことは難しいという思いから、コンタクターは他者と作者である私自身を繋ぐ存在(キャラクター)として、人々がより身近に感じる漫画やアニメといったポップカルチャーを軸にしている。
げこる Gekoru
ステートメント
油絵具や漆喰、デジタルプリント等により曖昧さと境界をテーマに作品を制作しています。油絵具を塗り重ね対象を探しながら描いています。どこにいるかすぐわかるように耳が大きくついています。
また、最近はチャコールペンシルで削るように線を描くことに集中していました。今度は油絵具を塗り重ねることに加えて、削って描くことにも集中しています。支持体や画材から引き出しを得てアウトプットしています。
『経歴』
【個展】
2024「ゆきくに」Gallery Yukihira(東京)
2024 「あわい」SUNABA GALLERY (大阪)
2023「このあいだ」LIGHT HOUSE GALLERY(東京)
【グループ展】
2024「舞踏会」KOGANEI ART SPOT シャトー2F(東京)
2024「199X¹³」YOD Editions(大阪)
2024「GIRLS FLOATING」 YOD TOKYO(東京)
2023 「199X¹² ふゆやすみ」 Gallery Yukihira(東京)
2023 「人形と仮想 」 Miaki Gallery(東京)
2023 「My Favorites 3」 Anicoremix Gallery(東京)
2023 「いることの深呼吸」Art Gallery Shirokane 6c (東京)
2023「MINI◯」Sansiao Gallery(東京)
2023 「空き地」納屋 (神奈川)
2023「月会」カフェギャラリー きのね(大阪)
2023「ドローイング展 はつはる」新宿眼科画廊(東京)
2022 「199X¹¹」 YOD Editions(大阪)
2022 「はればれ ほがらか すてき その、」 アトリエ三月 (大阪)
2022「GEISAI#21」カイカイキキ(東京)
2022「げこる+」rusu(東京)
【装画】
2023「現代の皮膚感覚をさぐる 言葉、表象、身体」春風社
平芳幸浩 著、装丁 コバヤシタケシ
芹澤美咲 Misaki Serizawa
埼玉県生まれ。現代社会で「自分自身」を誠実に生きるために、自己や存在について考えながら顔を用いて日々描き続け、自覚をし、表れたことについて分析して他者と共有し、感情・実存の自覚と受容を促すことを試みている。FACE展2022, 2023入選。第18回世界絵画大賞入選。東京学芸大学 教育学部 中等教育教員養成課程 美術専攻 卒業。現在、東京藝術大学大学院 美術研究科 修士課程 絵画専攻 壁画研究分野 第二研究室 在学中。
個展
2025 『光を象るために溜めた陽と術、手』 REIJINSHA GALLERY、東京
2024 『鏡を立てる、骨盤を立てる、私を歩く』Art Space 銀河101、東京
2023 『words to sea』小屋+kop × 芹澤美咲 KOGANEI ART SPOT シャトー2F、東京
2023 『ひとりとひと』haco -art brewing gallery-、東京
2022 『じぶんの覺えかた』haco -art brewing gallery-、東京
主なグループ展
2025 芹澤美咲・NIBB 二人展『守るとか、自分が正気で居るために』東京藝術大学 上野キャンパス
2025 MEDEL GALLERY SHU企画『eyes』大丸東京店
2025 『卵 vol.3』出展 王城ビル、東京
2025 『脈白』淡路島滞在制作成果発表展 ooc tokyo office、東京
2025 『話したいことがあるの』Art Gallery Shirokane 6c、東京
2025 『flat』Gallery Valeur、愛知
2024 『ちょっと寄り道しませんか vol.3』Gallely 10[TOH]、東京
2024 『窓をあけて、裏白がみえて、』gallery TOWED、東京
2024 『舞踏会』KOGANEI ART SPOT シャトー2F、東京
2024 『第72回東京学芸大学美術科卒業・修了制作展』東京学芸大学 芸術館
2023 『FACE選抜作家小作品展2023』REIJINSHA GALLERY、東京
2023 『ためつすがめつ』Gallery soil、埼玉
2023 『FACE展2023』SOMPO美術館、東京
2022 『さくつけと涵養、返礼』HiFive Gallery、埼玉
2022 『第18回世界絵画大賞展』東京都美術館
2022 『FACE展2022』SOMPO美術館、東京








