2024年11月16日(土)より木之庄企畫ではグループ展「あの星の名前」が開催されます。
11月に入ると、日の入りの時刻も早くなり、夜の長さが感じられるようになりました。今回の展覧会では各作家が星や星空をテーマにした作品をこの機会に是非ご高覧下さい。
グループ展「あの星の名前」
出展作家
MANABU KISHIMOTO・金森満理奈・筒井文那・豊澤めぐみ
11月16日(土)~11月29日(金)
営業時間 12時~18時
休廊日 日曜日、月曜日
「あの星の名前」Online Store
美術家 / Artist
1990年 大阪南河内郡生まれ、東京都在住
立教大学 現代心理学部 映像身体学科 卒業
MANABU KISHIMOTOは何層にも重ねた絵の具を削ることでカテゴライズへの問いかけと純粋な人間を描いている。
人種、ジェンダー、国籍、外見は人間を構成する要素の一つであるが、それは部分的なものでしかない。
2000年以降のSNSを取り巻く社会は人間をカテゴライズし簡略化することで理解の効率化を図ってきた。
しかし、人間というものは偶発性とカテゴライズできないグラデーションの上に成り立っている。
彼の作品は日本の伝統工芸である漆塗りの「研ぎ出し」という技法を用い制作される。
何層にも塗り重ねたアクリル絵具を水研ぎすることによって表面の絵の具が削り取られ、下から幾層にも色彩が重なりあった形跡が浮かび上がってくる。
日本の伝統的な技法を使い、塗り重ねた絵具を削り、取り去っていく行為を通して彼はカテゴライズを取り払い、全ての外的要素を削ぎ落とした本質的な「ポジティブな人間」を描いている。
金森 満理奈 Marina Kanamori
画家
1989 岐阜県 岐阜市生まれ 現在 山県市在住
2014 京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 ペインティング領域 修了
油彩やアクリルで描いた少女像の上に蝋の半透明の層を重ねる手法を用い、個人のなかにしかない特別なイメージを喚起させる像(ICON)を描くことを画業の目標としている。
「ICON」というテーマで絵を描き続けています。
「ICON」には 1偶像 2象徴 3アイコン 4イコン(聖像) という意味を持たせています。
世界中に溢れる画像のなかに、キラキラと輝くもの、言語化できない古い記憶、そういったきわめて個人的なイメージを見つけることがあると思います。私はそういった個人の中にしかない特別なイメージを喚起させる絵画「I C O N」を描きたいと願っています。
アクリル、油彩で少女、女性像を描いた後、その上にガラスの欠片や半透明の層を重ね、描いた像を見えづらくしていきます。不可視な部分や欠損が「I C O N」に近づけてくれると思っています。
個展
2023 PINK&BLUE(フランス料理レストランEau et sel・岐阜)
2023 個展 ICON2 (ギャラリーいまじん・岐阜)
2021 個展「アーティストの物語 金森満理奈」(5/R Hall&Gallery・愛知)
2019 個展 ICONs (ギャラリーいまじん・岐阜)
2016 個展 (The Terminal KYOTO・京都)
グループ展
2024 Clear (名古屋三越アルテカーサ・愛知)
2024 10imagines (みんなの森ぎふメディアコスモス・岐阜)
2024 FRAGILE (みうらじろうギャラリー・東京)
2024 山県市ゆかりの作家展-ふるさとに育まれた芸術の光-(山県市美術館・岐阜)
2022 アーティストの夏祭り(名古屋三越アルテカーサ・愛知)
2022 サマーアートフェスティバル(名古屋三越・愛知)
2021 #ハッシュタグ 金森満理奈 帆刈晴日 (5/R Hall&Gallery・愛知)
2021 Art Fair The Terminal(The Terminal Kyoto・京都)
2020 わたしが描くシンデレラ姫展(ギャラリー小川・熊本)
2019 Art Caree~ 浅野絵理金森満理奈二人展for my rest (フランス料理レストランEau et sel・岐阜)
2019 ornament展(Gallery K I N G Y O・東京)
2019 5/C -Five Colors 2019- (5/R Hall&Gallery・愛知)
2019 春の音—雨・土・光・風— (CHACHA-NOTE 水の音・岐阜)
2018 ワンダーシード2018 (トーキョーアーツアンドスペース本郷・東京)
2017 ワンダーシード2017 (トーキョーアーツアンドスペース本郷・東京)
2014 セマンティックポートレイト2(Oギャラリーeyes・大阪)
2014 Brushes & Smudges (YOD Gallery・大阪 )
他多数
筒井文那 Fumina Tsutsui
1992年生まれ、静岡在住
作品ごとに悲しくも暖かい小さな物語を作り、生と死、記憶、存在について描く。
行き止まりの世界のどこかで生きていたはずの彼らの存在を守るため、
また私の記憶の中で大切なもの、永遠にしたいもの、それらの記録媒体が私の作品である。
物語の彼らと私の思い出が、自分が死んでしまったとしてもこの世に化石のようにいつまでも残ることを望んでいる。
Solo Exhibition
2022 ゆりかご /gallery hydrangea,Tokyo
2023 永遠のおとしもの /aL Base,Tokyo
2024 思い出つぎはぎ穴あきのきみ /NODACONTEMPORARY,Nagoya
2024 薄膜より透明な気配 /aL Base,Tokyo
Group Exhibition
2022
Strawberry picking /Gallery ato,Osaka
Drawing Exhibition /marienkafer,Tokyo
ASHIMOTO NI YURAGU /Kyoto Botanical Gardens,Kyoto
FLAG/aterier Sangatsu,Osaka
2023
Portrait of zero /atelier 眞空,Osaka
A4 WALL MATSUYA GINZA /A4Gallery,Tokyo
KITAKAZE /MAISON OZMEN,France
ME BEFORE YOU /Gallery Daisy,Korea
StarT. /aLBase,Tokyo
Makuramoto ni shizumu kuni /marienkafer,Tokyo
Little Wish/STARBRIDGE TEA,MOTTO ART/Tokyo
Art Fair
2022 OneOffs International
2022 TIAF JEJU Art Fair
2023 ART TAINAN
2023 ART TAICHUN
2023ASYAAF
2023 Kiaf SEOUL2023
2024 ONE ART TAIPEI2024
2024 ART FAIR TOKYO2024
2024 Mango Art Festival2024
2024
日本藝術畫展/A4gallery,Taiwan
mini◯/Sansiao Gallery,Hongkong
KUKANSAITEN/aL Base,Tokyo
mini◯/Sansiao Gallery,Tokyo
Utsuro na gunzou/Tsutaya Book Store,Tokyo
Forest fairies/STARBRIDGE TEA,MOTTO ART/Tokyo
常の夜、只の夜/marienkafer,Tokyo
豊澤めぐみ Megumi Toyosawa
東京都出身
2人の少女をモチーフに、主に平面作品を制作しています。
同じ姿をした作中の少女達は「夢の中でだけ出会えるともだち」をイメージした人物像です。
夢の中の登場人物は自身の投影や意識を反映していることから、彼女達は無意識の二面性であり、
自身の対照的な側面を受け入れること、自尊心や自己愛が制作題材です。
東京を拠点に活動し、近年は関西や国外でもアートフェア、グループ展などに参加しています。
主なグループ展
2024 MINI○展/SANSIAO GALLERY MASATAKA CONTEMPORARY,東京
2024 MINI○Exhibition/SANSIAO GALLERY HONGKONG,香港
2023 -新鋭作家展-GINZA Tranquille!vol.3/Artglorieux GALLERY,東京
2023 UNKNOWNASIA 2023/グランフロント大阪,大阪
2023 Independent Tokyo/東京ポートシティ竹芝,東京
2023 银装素裹-日本艺术家联展-/BEIJING798,北京
2023 -絵肌研究室-neo.マチエール展/大丸東京店,東京
2023 A4gallery Taipei 1st anniversary/A4 Gallery Taipei,台北
2023 A4WALL MATSUYA GINZA/松屋銀座,東京
2022 -新鋭作家展-GINZA Tranquille!vol.2/Artglorieux GALLERY,東京
2022 Independent Tokyo/東京ポートシティ竹芝,東京