松山 賢 Ken Matsuyama

Works

Statement

「絵の具の絵」シリーズは、皿に出した絵の具の絵を描き、その絵の具で周りの色面を塗る、という作品です。

絵に描かれた絵の具は、写真のように見えるように描いたイリュージョンとしての絵画です。写真的写実的な具象画であるとともに、背景としてはミニマルな色面の抽象画であり、自己言及の作品であり、商品見本のようにポップなカラーチャートとしての絵画です。

絵画は、色と形、マチエールから成り立っています。

描かれるモチーフは絵画において、大きな要素となっていて、描かれたものに引っ張られて鑑賞されることが多く、そこに意味、物語、精神性など を読み取ったり、感じたりします。

その一方、私にとって絵画は、絵具で作られる色、筆などの道具によって描かれた形、筆触、支持体、絵具の物質感、として見えます。抽象画でも具象画でも、画面に何が描かれているかではなく、何色がどのような形でどのように描かれているかというように見えます。

赤い色の面は、赤い色の絵具が塗られたものにすぎないのです。写真のように立体的に描かれた皿は、キャンバスに置かれた絵具の集積の結果にすぎないのです。

Personal History

1968年 岩手県生まれ
1993年 京都市立芸術大学大学院修了

個展

2010年 からっぽの偽物 (ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アート、東京)
2011年 絵の具の絵(新宿高島屋美術画廊、東京)
2012年 写真の絵・原寸の絵 (大阪タカシマヤ美術画廊、大阪)
2013年 生きものカード (アンシールコンテンポラリー、東京)
2013年 たてる絵 (日本橋髙島屋アートアベニュー、東京)
2014年 カラー・ミー・ポップ (日本橋高島屋美術画廊X、新宿高島屋美術画廊)
2014年 ミニミニスキャット (スペースM、東京)
2015年 絵の具の絵カレンダー (みうらじろうギャラリー、東京)
2015年 ハーイプシィ (みうらじろうギャラリー、東京)
2016年 ヒロインズモウコズエンコウズ (みうらじろうギャラリー、東京)

グループ展

2010年 ガーリー2010 (川崎市市民ミュージアム、神奈川)
2011年 SHIBU CULTURE (西武渋谷美術画廊、東京)
2012年 岡本太郎現代芸術賞 (川崎市岡本太郎美術館、神奈川)
2012年 タカシマヤのばらアートセッション (髙島屋東京店、新宿店、横浜店、大阪店、京都店)
2013年 溶ける魚ーつづきの現実 (京都精華大学ギャラリーフロール、ギャラリ−・パルク)
2013年 SUMMER SHOW 2013 (日本橋髙島屋美術画廊X、新宿高島屋美術画廊)
2014年 美少女の美術史 (青森県立美術館・静岡県立美術館)
2014年 FOCA展 (ギャラリー空、 東京)
2014年 FACES and HEADS (みうらじろうギャラリー、東京)
2015年 像形人間 (みうらじろうギャラリー、東京)
2015年 美夢 Beautiful dream (布査當代藝術空間、台北)
2015年 わたしの中の宮沢賢治 (仙台三越アートギャラリー)
2015年 Artistic Christmas vol.IX (新宿高島屋美術画廊)
2015年 ひらのにこ+ギャラリーコレクション (みうらじろうギャラリー)
2015年 Evolution-2015- (木之庄企畫)
2015年 祥瑞図 (日本橋髙島屋美術画廊X)
2016年 縄文ALIVE (新宿髙島屋美術画廊)
2016年 FACES and HEADS (みうらじろうギャラリー)
2016年 ART of ULTRAMAN (新宿高島屋美術画廊)
2016年 neko neko Rieko (Kunst ARZT、京都、みうらじろうギャラリー、東京)
2016年 Nokto (銀座モダンアート)
2016年 わたしの中の宮沢賢治 (札幌三越ギャラリー)