川崎 泰史 Yasuhito Kawasaki

Works

Statement

わたしたちには、年齢、性別、職業といったそれぞれのカテゴリーに属す うち、否応無しに身につく色のようなものがありす。それは外見をはじめ、 しぐさや言葉使いなどさまざまですが、そのなかでも特にからだは、その 人間の情報が顕著に刻まれるものであると私は考えています。心が病んでい るとからだのどこかしらに不具合が生じ、病気にもなるし、喜怒哀楽の感 情の変化は顔に表れます。感情をどんなに隠そうとも、その隠している事さ えもからだには表れます。からだは何よりも正直者であると私はおもってお り、年齢と共に自己の内面の情報が表面(からだ)に透け、 かたちをなしてく るものだと考えております。 そのような考えのもと、私は、人物像の造形を、人間の身体におけるかた ちへの興味や、その美しさの追求で造形するわけではなく、その人の持っ ている自我や人格、人柄などの内面の情報から表面を造形していき、人物 像を制作することをコンセプトにしております。 自画像について  最近の私のつくる作品たちは、私にそっくりだとよく言われます。 それ は、最近の私のテーマが自画像だということもありますが、 私の考えてい る自画像について少し話しておきます。  私たちは、産まれた時から、家庭において、自分と似た顔の人たち、両 親や、兄弟、親戚などにかこまれて多くの時間を過ごしていきます。そのた め自分の認識する顔というものが、自分に似ているものになっているので はないかと私は考えています。 例えば、飼い犬が飼主に似ていたりという 場合があります、又、 夫婦の顔が似ていたりという場合もあります。自分 の認識している顔というものが自分に似ているために、無意識のうちに自 分と似たものを探し、選んでしまう場合があるのではないかと考えていま す。 そのため、私も人物像をつくるとき、何かしらのテーマや特定する 人物のイメージもなく、人として人物像を作る場合、無意識のうちに自分 と同じような顔をつくってしまっているのだと考えております。そして、男 性の像でも女性の像でもすべて、自画像と言うことにしております。 

Personal History

1983 佐賀県生まれ
2010 金沢美術工芸大学 大学院 鋳金専攻 修了
2010-2013 富山県の鋳造会社に就職
2013/5-2015/9 NPO法人BEPPU PROJECTの運営する共同アトリエにて制作する
2015/10- 佐賀県鹿島市にアトリエを移す
2016/4 HAMASHUKU KURABITO(studio/art gallery/cafe)代表

個展
2014 あいつなんて?ハテナ Fukagawa Bansho gallery <東京>
2012 Contemporary Japanese new identity Fukagawa Bansho gallery <東京>

グループ展・芸術祭

2016 WORK・PLAY・LIFE THZ Gallery(台湾)
2015 おおいたトイレンナーレ 2015 wazawasaビル<大分>
2015 毛布にくるんであたためる gallery01 <大分>
2014 蛭子未央 + 川崎泰史 「ツギハギ雨漏り」展 art space tetra<福岡>
2013 スナックJIKKA JIKKA<東京> 2010 ART AWARD TOKYO 行幸地下ギャラリー<東京>
2009 イセ文化基金が支援する若手作家展 tamada project<東京>

アートフェア
2015 Young art Taipei ART FAIR ASIA/FUKUOKA KIAF/ART SEOUL Daegu Art Fair NEW CITY ART FAIR TAIPEI
2013 ULTRA 006
2012 ULTRA 005