Jaga Ichirou Solo Exhibition

Jaga Ichirou Solo Exhibition

「聖闘士☆凡人論(The Theory of Ordinary Saint)- About of Folklore Art and Laugh」

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Selflessness  730x610mm 2015 acrylic on canvas

2018 / 6 / 1 (Fri)~6 / 15(Fri) 11:00~19:00

Opening reception 2018 / 6 / 1 (Fri) 17:00~19:00

ジャガ一郎(jagaichirou)

1976年 三重県生まれ

2000年 東京デザイナー学院名古屋グラフィックデザイン学科卒業

2001年 芸術道場グランプリ 金賞受賞

2001年 ポテト班 個展/スタジオミニ、東京

2002年 HIROPON SHOW OSAKA+KYOTO/ホワイトキューブギャラリー、大阪・京都

ポテト班 個展「ダイヤモンドになりたくてinオクラホマ~ポロリもあるよ」/art house七福邸、愛知

2003年 ポテト班 個展「福井くんをさがして・・・」/+Gallery、愛知

日韓交流展「Simmering₋Plenty₋Funny」/景園大学、韓国

日韓交流展「ストリッパーズ キャンプ」/名古屋市民ギャラリー

2004年 日韓交流展「Energetic Extension」/stone&water、韓国

うんこ展/+Gallery、愛知

2007年 GEISAI in GIANT ROBOT/GIANT ROBOT、ロサンゼルス

2002年~2009年

GEISAI 1~4、7、13 GEISAIミュージアム/東京、横浜

2010年 Let’s Pink!2/WOMB LOUNGE、東京

クレー展 ー Post Klee/東中野徒歩一、東京

2013年 TAG BOAT ART FES/東京都立産業貿易センター

2016年 シェリールカブレ個展/シェリールカブレ、東京

作品コンセプト

人は非日常を体験した時、笑うことによりそれらをある種受け入れるということがある。

「笑い」は時に、一つの現実世界から別の次元へ急に意味を移行させる。人は古来から今まで「笑い」を随所に介在させることにより、日常をその都度、寿いで生きてきたのである。

例えば死や恐怖と向き合うため、人は様々な宗教や物語を生み出してきた。祭や神話などには、日常に非日常を介在させることにより(「笑い」を介在させることにより)、死や恐怖をアナロジーとして追体験させ、日常の不条理(生老病死)を受け入れるという民俗学的な手法を随所に垣間見ることが出来る。

現代日本はそれら非日常性を介在させる手法が、漫画やアニメ、「お笑い」文化として日常に根付いている。

私は、現代を生きる我々の日常を寿く機能を作品にもたせるため、古来よりの民俗学的手法から現代の日本における「お笑い」文化までを歴史的に俯瞰し、自らのイメージの中でそれらを融合させ作品として昇華させたい。

ジャガ一郎